■仮タイトル

藍染め模様の恋を結う（仮）

 

■ジャンル

現代もの、美少女

 

■ゲームコンセプト

・日本の田舎の夏の淡い思い出と日常を楽しんでもらう青春恋愛もの

 

■セールスポイント

・過疎化した村を夏祭りを通じてみんなで盛り上げていく

・日本の夏特有のもの悲しさや日本の田舎ならではの雰囲気を味わえ

・君の名は。のような出会えない二人がようやく出会えた時の幸福感

 

■世界観設定

・舞台は現代日本の田舎

・季節は夏

・若者が上京を夢見て離れていくせいで過疎化となっている田舎村。伝統と歴史を尊重する村ではあるが、村内にはこれといった観光地もない上に商業施設もない

・電車は通っておらず隣町に二時間近くかけていかなければいけない

・バスは一日に３、４本しか通らない

・高台に位置する神社は縁結びのご利益があり、夏の最後に開催される縁日は恋結びの祭りとして村民に語り継がれている

 

■ストーリー

一年前の夏、ど田舎を訪れていた主人公は神社の縁日で藍染めの浴衣を着た美しい女の子に一目惚れする。普段は大人しくて引っ込み思案の主人公だが、その女の子の魅力に惹かれてつい声をかけてしまった。すると、女の子は微笑みながら「この村に引っ越してくれたら相手してあげますね」と大人っぽく誘われた。それが、主人公の初恋だった。

そして現在、主人公は両親の反対を押し切って村に引っ越すことを決意。単身で引っ越してきた主人公を迎えてくれたのは村長一家。過疎化が激しい村に引っ越してくれることをありがたがり、お金は一切取らないが代わりに老人ばかりの村を明るくしてくれとお願いされる。初恋の人目当てに引っ越してきた主人公だが、田舎に引っ越してきた英雄として老人たちに崇められ、村おこしの第一線で頑張ってほしいと観光大使に任命されることに。

村には小さいながらの学校があり、主人公はその中の女の子達とも交流を深め、村人の温かさに触れていくことで恩返しとして村おこしを考えるようになる。

　初恋の人との再会ができず悩んでいる主人公は一年前に訪れた神社の縁日には、面白いご利益があることを知る。神社のご利益には縁結びがあり、縁日は恋結びと呼ばれる一緒に縁日を回ったカップルの恋愛成就を成すという。そして、初恋の人は縁日に現れるかもしれない。主人公は自分の恋を叶えると同時に、村おこしとしてこの恋結びを活用していくことを思いつくのだった。

 

■キャラクター

○メインヒロイン１

・キャラクタータイプ「ミステリアスな美少女」

・性格：大和撫子な雰囲気と同じくもの静かな性格

　　　　大人っぽく同年代の子よりも器も大きい

　　　　ロマンチスト

・目標：いつか村に戻りたい（現在）→主人公の夢に協力したい（未来）

・その他：主人公が一目惚れした藍染めの浴衣を着た美少女。主人公は縁日以降に出会ったことはないが、その正体は親の都合で上京してしまった都会人。主人公とすれ違いで村から出ていっており、村からは両親がとある事件を起こして勘当されたような形で追い出されてる。夏の時期になると一人で故郷に帰ってきて、小さい頃から好きだった縁日の雰囲気を楽しみにきている。作中でほとんど主人公と絡まず、途中で手紙のやりとりをする程度。村から追い出されているので夏祭りの賑わいを利用しなければ村に入れない。一年前に主人公と会った際、声をかけられとある言葉を口にするが、実際はナンパを追い払うための口癖だった。のちに遠距離から少しでも村へ父の贖罪をと、村おこしに参加することに。

 

○メインヒロイン２

・キャラクタータイプ「明るく元気な天然ドジっ子」

・性格：面倒見がよく誰とでも友達になれる

　　　　男子よりも頼もしい

　　　　つねに元気を振りまく明るさ

　　　　物忘れが多いうえによく転ぶドジっぷり

・目標：村をもっと元気にしたい

・その他：村で数少ない学生の女の子。村長宅に主人公がやってきたことを誰よりも喜び、すぐに友達となる。同年代の異性と喋るのは初めてだが最初は意識せず年下の小学生と喋るような調子で関係性を持っていた。意識してしまうとどういう関わり方をすればわからなくなりパニックになってしまう。村の誰よりも村が好きなので、主人公の村おこしにも協力してくれることになる。とにかく率先した活動が好きなので、村おこしでは観光案内役、ネット配信のナレーションをする。

 

○メインヒロイン３

・キャラクタータイプ「田舎ヤンキーな純情っ子」

・性格：見た目はちょっと派手だが心はピュア

　　　　都会の女性に憧れを持っている

　　　　隠れた趣味は少女漫画で根は乙女な性格

・目標：都会に引っ越すこと（現在）→主人公と仲良くなってイケイケになる（未来）

・その他：メインヒロイン２と同級生で幼なじみの女の子。田舎のヤンキーで、口々にちょい悪というので老人たちからは「チョイ悪ちゃん」と呼ばれている。いつか都会のシティボーイと付き合って、都会に染まりたいという願望を持っている。メインヒロイン１といまだに接点を持つ。しかし、それは村にとって禁忌の話題なので誰にも言わず秘めている。心が乙女なため、少しでも男と二人きりになると少女漫画妄想を始めて色々とテンパる。現在はスマホでの自撮りに憧れているがスマホを買えるお店が数キロの範囲にないので、インスタントカメラで自撮りをする。

 

○主人公

・キャラクタータイプ「何事にも一生懸命な男子」

・性格：喜怒哀楽の感情表現が豊か

　　　　恋も夢も一つを思い描いたら実現のためすぐ行動する

・目標：受け入れてくれた村のために村おこしをする

　　　　初恋の人ともう一度出会い、恋を成就させること

・その他：都会産まれ都会育ちの男の子。一年前、祖父の墓参りの帰りに偶然家族で通りかかった神社の縁日にて藍染めの浴衣のメインヒロイン１と出会う。そこでヒロイン１が口にしたナンパ避けの言葉を真に受けてなにもないど田舎に単身引っ越してくる。村人全員が迎えてくれて、都会にはない温かさを感じたことで村長の野望であった村おこしをするため観光大使となる。都会育ちだからというだけでネット配信やＳＮＳなど、無理難題な観光ＰＲをさせられながらも村と一緒に成長していく。