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企画書原案_01
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■ジャンル
ファンタジー
■ゲームコンセプト
ヒロインを失った童話の王子様達が自らの物語のヒロインにと迫ってくる。
■セールスポイント
・ユーザーが子供の頃に憧れたであろう物語の王子様との恋愛を楽しんでもらう。
・童話では見えなかった王子様達の素の部分などを見せることで親しみやすさを伝える。
・ミニゲームで童話の世界を救い、王子様との仲を深めることで自分がその童話のヒロインになれる。
・様々な童話世界があるので、一度に二度三度美味しい体験ができる。
・各童話の王子様達が別の童話に登場するなど真新しい童話を見ることができる。
■世界観設定
・舞台は夢100のような完全な異世界。
・季節は童話世界によって異なる。
・ユーザーは開始時は真っ白な世界にいて、そこから地続きとなっている王子様達の世界に行ける。
※童話の王子様なので真っ白な世界は白紙を表現しています。
・童話世界は「白雪姫」、「いばら姫」、「ヘンゼルとグレーテル」、「シンデレラ」、「赤ずきん」などの
メジャー作品を使用。
・童話の各ヒロイン達は絵師が理想のヒロインを描けずに存在していない。
・絵師が実際とは異なる設定を各童話に施しているため、王子様達の性格も実際に王子様でないキャラが王子になったりしている。
・この世界に登場する敵は絵師の脚色が具現化したマスコットチックな魔物。それらの暴走が蝕んで童話世界を壊し、おかしな方向に進んでしまっているため、ユーザーは王子様達と協力して魔物の暴走を止める必要がある。
・童話の中の王子様達はユーザーの力によって物語から物語へ移動ができる。
つまり白雪姫の王子様がシンデレラに登場したりもする。
・ユーザーは絵心があり、この世界では自身がいる白紙の世界に絵を描くことで世界を作れる。
最初はなにもない世界でも徐々にお茶ができる場所やテニスコートなども描けることで、童話世界の王子様に現代の生活を教えることも可能。
■ストーリー
ウェディングプランナーとして働くユーザーはある日、寂れた絵画展にあって童話のイラストを見てその中に吸い込まれてしまった。童話の世界に取り込まれたユーザーは、童話の王子様達と出会い、王子様達がヒロイン不在という
問題に直面していることを知る。王子様達はユーザーを自分の物語のヒロインにすべく、あの手この手で迫ってくる。突然のプロポーズの連続に困るユーザーだが、「メイン」の口からある事実を耳にする。王子様達の世界にはそれぞれ悩みがある。それは絵師による脚色という名の暴走。脚色が進むと童話世界は破綻し、王子様も性別を変えられるか、はたまた姿そのものが作り替えられてしまう。その問題を解決することで本来の物語に近付いていく。王子様達は手を取り合い、各々の世界に平和を取り戻すことを誓う。暴走を止めつつ物語に正常さを取り戻すためには、各童話世界から消えたヒロインを決めなければならない。ユーザーは各童話世界を救いつつ、王子様と親交を深めながら本物のヒロインを目指すことに。
■キャラクター
○ヒーロー1
・キャラクタータイプ「ドジな一面を持つ爽やか系王子」
・性格:何事にも真面目で相手の事も常に気にかけている。
喜怒哀楽の感情が豊か。
何もないところで転んだりと格好良い王子が務まらない一面も。
・目標:ユーザーにヒロイン(シンデレラ)となってもらう。
・その他:『シンデレラ』の世界の王子様。ヒロイン不在の世界でいつまでも待ち人に会えずにいた。才色兼備で絶大な人気を誇る王子だが、ドジな一面を持っていてユーザーに対してはちょっぴり情けない姿も見せてしまう。「白雪姫」の魔女の鏡を転んで割ってしまうなど、他の王子様の世界でもやらかしている。
○ヒーロー2
・キャラクタータイプ「毒舌気味なインテリ王子」
・性格:博識で勉強家な一面を持っている。
残念な発言をするとため息をついたり毒舌をついたりとトゲがある。
読書が好きで本の話になると食いついてくる。
・目標:ユーザ-にヒロイン(白雪姫)になってもらう。
・その他:『白雪姫』の世界の王子様。ヒロイン不在の中でユーザーを見つけて、選んでいる余裕もないからという理由でヒロインに選ぶ。ユーザーの持つ特別な力に興味を持ち、観察を始めるも毒づいても根気強く付き合ってくれるユーザーに惹かれる。仲良くなっていくと、少しずつ毒舌に躊躇いを持つようになる。「メイン」とは親交が深く、彼の手で自身の世界の物語が破綻したのに、「メインなら仕方ない」という考えで怒る気にもなれない。
○ヒーロー3
・キャラクタータイプ「優しすぎるおっとり系王子」
・性格:優しすぎて、怒っても全然怒っている雰囲気を出せない。
相手を褒めるのが好きなので何かを達成したら性別問わず頭を撫でる。
元々はオオカミなので時折積極さを見せる。
・目標:みんなの世界を救うこと。
・その他:『赤ずきん』の世界の王子様。元々は王子様ではなくオオカミであったが、絵師に力によって王子様に姿を変えられた。そのため普段はおっとりしているが、仲良くなってくると時折大胆な行動に出ることが多々ある。「ヘンゼルとグレーテル」の世界、「赤ずきん」の世界においては魔女とおばあちゃんのハートを鷲掴みにする優しさを発揮する。「おっとり」は王子様の童話のキャラではないため、唯一ユーザーをヒロインにしようと動くことはしない。ただ、交友関係を高めていくと「君を赤ずきんにして食べちゃいたい」と大胆に迫るようになる。
○ヒーロー4
・キャラクタータイプ「背伸びする甘えたな弟系王子」
・性格:大人っぽいに憧れて背伸びした発言や行動をしてしまう。
甘えたいけど甘えられないのでユーザーに甘えていいと言わせたい願望持ち。
好きな人のためには一直線で感情を隠せない。
・目標:ユーザーにヒロイン(いばら姫)になってもらう。
・その他:『いばら姫』の世界の王子様。ヒロイン不在の世界で自分より年上の女性であるユーザーに出会い、甘えたい一心からヒロインに選んだ。ユーザーの前では大人っぽく見られようとする一方で、キスで目覚めさせることに恥じらいを持つなど、可愛らしい一面を持つ。「シンデレラ」の世界ではガラスの靴がぴったりサイズが合い、真のヒロイン疑惑も浮上。
○ヒーロー5
・キャラクタータイプ「ワイルド系王子」
・性格:口数はそれほど多くなく、話の聞き役に徹することが多い。
とても積極的な性格で人の前で弱味を見せない一面も持つ。
動物が大好きで休日は大型犬などと遊ぶことを楽しみにしている。
・目標:童話世界を救うユーザーを支えること。
・その他:『ヘンゼルとグレーテル』の世界の王子様。元々は王子様ではなく普通の男の子だったが、絵師の脚色によって王子様に姿を変えられた。彼にとってのヒロインはグレーテルである。ワイルドになりすぎた彼は魔女をも困らせ、物語を破綻させてしまう。それが彼の悩みでもある。「ショタ」と仲が良く、わがままな彼の遊びに多々付き合わされている。「おっとり」と同様に彼もユーザーにグレーテルとなってもらおうとはしない。仲良くなってくるとどんどんデートへ誘ってくる。
○主人公
・性格:従来の乙女ゲームの主人公タイプ。でしゃばりすぎず、大人しすぎずな性格。
・目標:王子様達の童話世界を救い、現実世界に帰ること。
・その他:職業はウェディングプランナー。かつて漫画家に憧れていたため、絵心がある。